2月総括

春の嵐が迫っていますね、こんばんは。堂谷木工です。

2月は月の大半を、工房の改装や片付けに費やしてしまい、おかげで制作がほぼできず、そのかわり、開業以来活用がなかなかできなかった2階部分を、本格的に撮影などのスペースとして使用できるようになり、2階へ上がる階段の、1階の入り口開口が狭くて大型の家具などが2階へ上げられなかった問題を、開口を広げる工事を行って解消しました。

20日間ぐらい、改装と片付けに費やしましたが、時間はかかりましたが、改装には解体で出た部材を再利用するなどして、かなり低コストで行えました。

現状の最大の課題はとにかく、生産力を向上させなければどうしようもありません。

5月に展示会を控えているため、2月に思い切って時間をかけて改装に尽力したのは、時期的にそこしかなかった、というような感じです。

とまぁ、当方の近況ほど無意味なのものありませんが、そういえば堂谷木工=堂谷孤空の画像を載せていなかったなと思い、作業風景の画像を撮影する必要があったので、撮影したものを載せておきます。

画像を載せたからどうこう言うものでもないですが、この人間が一人ぼっちで考えて手を動かし、作って売っています。それはとても微力であり、物質文明の恩恵極まれる現代において、このような男が木工品を作って世に出す事自体がそもそも、無駄な事なにかもしれません。

だからこそ、自分だけができる木工を目指して手を動かす、手間をかけて生み出すということをしないといけないのだと思います。いや、そう思いたいです。

それでは、失礼します。

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Creema Craft Party 2018を終えて

こんばんは、堂谷木工です。

1/20昨日と1/21の今日、Creema Craft Party 2018に出店し、

多くの皆様のお声と反応を拝見し、

自分の営業力の無さ、提案力の無さ、人見知り…。自分の作品を販売しているはずなのに、何を言葉として出していいのかがわからない…。

制作時の苦労やこだわり、提案とかも、人によって求めているものは違うであろうことはわかるのですが、

ブースを見に来ていただいた方に、何か投げかけるべき言葉一つも出てこない場面もありました。

本当に申し訳ない気持ちと、作品群の力量不足、ピントのズレ、

とても勉強になりました、そして、クラフトイベントで毎回出されていらっしゃる作家さんの、

パワフルさと営業力に、完敗でした。自分で作って売っていくこと、

それを自らの手で行うことの大変さを、自分の経験として初めて知りました。

と同時に、「また挑戦したい!」と思っています。

 

お声をかけてくださった方々、また、興味を持ってくださった方々、

本当にありがとうございました。もっと勉強して、

もっと良いものを発信できるように頑張ります。

またお会いできることを楽しみに…。

ご期待に沿えず、申し訳ございませんでした。

いろいろ学ばせていただきました。本当に、ありがとうございました。

 

堂谷孤空

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2018年の始まり

新年あけまして、おめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

堂谷木工です。

 

当工房は、1月4日より営業です。

本年は、堂谷木工としては、制作点数を増やし、

家具を積極的に制作していこう!と考えております。

また、少ないですが、イベントや展示会などでの販売も予定しており、

また告知させていただければと思います。

 

とはいえ、まだまだまだまだ模索が続きます。

模索に時間と資源を惜しみなく費やすことが出来るほど、世の中甘くありませんが、

限りあるというか、カツカツのそれらをなんとか駆使して、

皆さまに面白い製作品をご覧いただけるようにまい進する所存です。

 

それでは本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

堂谷木工製作所 堂谷孤空

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2017年総括

今日で2017年も終わります。

個人的には、怒涛の年でした。強烈な一年でした、一生忘れないでしょう、鮮烈な記憶として映像が脳裏に浮かびます。

こんにちは、相変わらずの堂谷木工です。

 

本年は大変お世話になりました。

あっという間の一年間、これだけ濃い一年間を過ごしたのは初めてだったような気がします。気が付けば12月31日になっていました。

本日納品の仕事を終えて、今年の仕事を終えました。

軌道に乗っているとは決して言えない状況ですが、なんとなく道筋は見えてきた気もします。

来年はもっと実績を積み重ねていくことに重点を置き、可能性の幅を広げていきたいですね。

リスクがあっても、窮地に陥っても、なんとかそこから次につながる結果になるような行動をすることを戒めとして、

来年もどうぞ、堂谷木工製作所をよろしくお願い申し上げます。

本年は、誠にありがとうございました。

 

堂谷木工製作所 堂谷孤空

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ハンドメイドクラフトサイトで売るということ

どうも。堂谷木工です。

当方、ハンドメイドのクラフトサイトを軸に、販売をやっていこうと思っています。

玉石混交、よく言われますよね、ハンクラサイトって。

「そんな場所で売るのはプロじゃない」

「ハンクラサイトはアマチュアが小遣い稼ぎに売る場所だ」

なんて声があるのも知っています。盗作まがいのものや粗悪なものまであることも、

マトモに製作品を送ってこない製作者もいるそうですし、

何よりもノークレーム、ノーリターンなんてのを堂々と謳っていらっしゃる出品者さんも。

 

趣味の延長だろうが、プロだろうが、

販売でお金を得る以上はプロです。その自覚を当然持つべきで、

不勉強や技術不足、経験不足は当然否めないのですが、

自分が精一杯、その製作品を手にしてもらう人に、誠実に対応できるかどうか。

それは技術とかそういう問題ではなく、覚悟の問題なんでしょう。

 

ただ単に僕がハンクラサイトで売っていこうと思ったのは、

掛け率が低い事と、販売にかかる時間や手間を省けること、

お客さまが、多様な決済方法が選べること。

ネットで木工品は売れないという一般論に歯向かいたいと思ったことです。

お客さんを選んで売るような商売に対する、明確な反骨です。

まぁ、敗れ去るのがオチかもしれませんが、だったら威風堂々と敗れ去りたいですね。当然、勝ちたいと思って勝負するわけですけれども。

 

現状、ぶっちゃけて書きますが、経済的には相当苦しいです。

しかしながら、ここで根を張れそうな兆しも少しずつ見えてきました、

覚悟はあります、技術やアイデアも少しあります。

作る場所も道具もあります。お金と時間という資源が乏しいですが、

少しずつ進んでいるという実感と、お客さんの喜んでくれた声、

やった者にしかわからない充実感があります。いろんな意味で止められません、止まりません。

 

戦っていこうと思います。

 

それでは、また。

 

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製作品を更新しました

日付ももうすぐ変わって、クリスマスイヴになりそうです。僕には何も変わりない事ですけど。

こんばんは、堂谷木工です。

すでに販売済みで、在庫の無いものもあるのですが、先月から今月にかけての新作を載せておきます。

イの一番でこのウェブサイトに載せるべきなのですが、どうしても販売サイトの方に先にアップしてしまいます。

だいたい一月に2点以上出品しております。非常に遅いペースで、生産能力を上げないといけないのですが、いろいろ諸事情ありまして…。

目下、生産高と売上高を向上させていくことが必要です。

『次につなげるために作り、売る』のです。そのお金を次に費やしているのです。焼け石に水のような収入ですが。

もうすぐ12月も終わりますね、今年が終わってしまいます。

今年は実に濃い一年でした、しかし、結構自分のやりたいことを盛り込めた一年で、

実際に少しづつご購入もしていただけたり、改装のお仕事(大工さんから見ればオママゴトですが)、そんなお仕事も頂けたりで、

先月はお先真っ暗で非常に心細く、陰鬱でしたが、少しずつ、明るくなってくる、のかな?冬至を過ぎて、日がまた長くなるように、

寒い冬が過ぎて柔らかな風が春を運んでくるように、

来年は根を張って葉を茂らせ、しっかり地に根差して成長することが出来るようにしたいです。

でも、まだ今年は終わってないですからね。このラスト1週間にも、やるべきことをしっかり積み重ねていきたいと思います。

それでは、また。

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当工房の方向性について

立て続けに投稿します、こんばんは。堂谷木工です。

季節が巡って、すっかり寒くなりましたね。

変わらないのは自分自身だけか…とか思います。

 

2017年7月に開業した堂谷木工製作所ですが、

本年中は製作品においても、また、活動においても実験段階で、

手探りや試行錯誤といった状態でした。

 

当方の製作品展開ですが、

基本的にはオンライン上での販売をメインと考えています。

木工品や家具をインターネット上で販売することは難しく、また、

手に触れていただかないと伝わらない部分も多いので、

かなり厳しい部分はあるのですが、

その分、アフターフォローやサービスを充実させることと、

なるべく製作品についての詳細を、

あらゆるツールを駆使してお伝えすることで、

なんとかバックアップしようと考えております。

無理だろう、ではなく、やってみよう。それが当工房のポリシーです。

 

製作品の方向性につきましては、

当初からいろんな方向性を考えてきましたが、

正直なところ、かなり迷っておりました。

現在でもまだあやふやな部分もあるのですが、

大まかにナラやカエデなどの広葉樹を使った製作品と、

ヒノキやスギなどの針葉樹を使った製作品を、

それぞれの材料の特色を生かして、別々のラインナップを考えています。

また、塗装についても、その製作品に求められる塗装方法を選び、

さまざまな塗装方法を選択しようと思っています。

 

できるだけ安価に提供したいという思いは、いつも考えます。

それはきれいごとではなく、正直なところ、高価格では売れないのです。

「これだけ手間をかけたんだからこの価格になるんですよ」ということを、

本来は理解してもらえるようにすることが、

モノづくりを生業とする個人にとって、

未来を明るくすることだと思いますが、

安価な工業製品にあふれる現代において、

個人作家が正面向いて作った製作品における価格を見た時、

荒唐無稽な価格にさえ映ることがあります。

当方としましては、当然ながら、

製作品における付加価値を高めて販売することと、同時に、

制作における工期を短縮し、コストを下げる努力はいつも試みるのですが、

「やはり強度のあるこの制作方法を採用したい」と、

安易に妥協できない部分があり、それらが積み重なって、

製作コストが増大してしまうという状況に陥っています。

しかしながら、

「強度とか意匠とか特に興味が無い」「必要最低限で良い」と、

実際求められているクオリティに対して、

「だったら手間をかけずに安直な方法で制作できるし、

価格も下げられるじゃないか」と、

単純に喜んでそうすることができない自分自身があり、

「本来であればこれだけのクオリティが無いとダメだ」と考えてしまう、

その自分の思いと求められるクオリティや価格帯との均衡点、

僕には難しいですね。

そもそも、個人でモノを作る人が生み出す一品ものというのは、

高級品になってしまうのだと、そうは望まないのですが、

実態はそうなっている、当工房のジレンマです。

 

究極の目標は、「個人で作っている人からモノを買う」という選択肢が、

一つの当たり前の選択肢になるような時代になればと強く思うと同時に、

その製作品に対する責任を、

誰でもない製作者自身がきちんと負うということを、

今一度肝に銘じて、

「しっかりとしたものを提供する」ことを軸にやっていこうと思います。

それは、私自身だけでなく、個人でモノを作ってそれを生業とする人たちの、

未来に跳ね返ってくることになるからです。

 

それでは、失礼します。

 

 

 

 

 

 

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Creema Craft Parrty 2018 インテックス大阪に出店します

ブログ更新がすっかり止まってしまっていました。

こんばんは、堂谷木工です。

 

表題の通り

Creema Craft Party 2018

に出店いたします。リアル出店は何気にお初です。

実売云々よりも、いろんな感覚をつかむ為にも、また、

お客さんの顔を見るためにも赤字確定な感じですが出店します。

くわしくは上記リンクをご覧いただければ幸いです。

場所はインテックス大阪6号館Cにて、

期間は2018年1月20日(土)と、翌21日(日)の二日間開催です。

開催時間は10:00~17:00まで、

前売りチケット700円、当日900円となっています。

宜しければ寒い時期ですがお越しくださいませ。

 

それでは、失礼します。

 

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新作 カエデの小抽斗の画像をアップしました

こんばんは、堂谷木工製作所です。

今夜はめっきり冷えますね、僕は今、Tシャツですけど。

 

懲りずに小抽斗を製作しておりました先月から、

ようやく完成しました先行の3台の画像をアップします。

抽斗のツマミを錫を自作の型に流し込んで制作したり、

脚を付けて軽快なイメージに挑戦したりと、

カエデの「杢」の強烈なイメージを、

軽快に楽しめないかと思いまして、制作しました。

当方は杢のギラギラを目一杯使った作品も別に嫌ではないですが、

毎日目にするものとしては、少々しんどいと思います。

世間一般の「杢」というイメージ、

趣味人だけにしかわからないようなものではなく、

ただ「美しい」と思ってもらえるようにならないものかと思い、

杢を脇役としてなんとか出演させるにはどうすべきか、なんて考えました。

そもそも、小抽斗という、少々古風で現代の生活において、

イメージの遠くなった感のある調度品ですが、

もっと楽しめる木工品であると思うのです。

いつかは小抽斗だけで展示会をやってみたい、などと思ったりもします。

誰にも構われないと思いますが…。

 

よろしければ以下リンクからご覧ください。

カエデの小抽斗

 

それでは、また。

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製作品ページを更新

こんばんは、堂谷木工製作所です。

製作品のページを少しずつ改修しています。

 

製作品のページへ

 

木製品の撮影は難しいですね、どのような色味が一番理想的か。

木工の技術よりも、販促に関する技術や知識がめっぽう乏しい現状です。

少しずつ向上させていきます。

営業活動に制作と同等ぐらいのエネルギーをつぎ込まないといけないと感じます。

 

それでは、また。

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