新作 カエデの小抽斗の画像をアップしました

こんばんは、堂谷木工製作所です。

今夜はめっきり冷えますね、僕は今、Tシャツですけど。

 

懲りずに小抽斗を製作しておりました先月から、

ようやく完成しました先行の3台の画像をアップします。

抽斗のツマミを錫を自作の型に流し込んで制作したり、

脚を付けて軽快なイメージに挑戦したりと、

カエデの「杢」の強烈なイメージを、

軽快に楽しめないかと思いまして、制作しました。

当方は杢のギラギラを目一杯使った作品も別に嫌ではないですが、

毎日目にするものとしては、少々しんどいと思います。

世間一般の「杢」というイメージ、

趣味人だけにしかわからないようなものではなく、

ただ「美しい」と思ってもらえるようにならないものかと思い、

杢を脇役としてなんとか出演させるにはどうすべきか、なんて考えました。

そもそも、小抽斗という、少々古風で現代の生活において、

イメージの遠くなった感のある調度品ですが、

もっと楽しめる木工品であると思うのです。

いつかは小抽斗だけで展示会をやってみたい、などと思ったりもします。

誰にも構われないと思いますが…。

 

よろしければ以下リンクからご覧ください。

カエデの小抽斗

 

それでは、また。

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製作品ページを更新

こんばんは、堂谷木工製作所です。

製作品のページを少しずつ改修しています。

 

製作品のページへ

 

木製品の撮影は難しいですね、どのような色味が一番理想的か。

木工の技術よりも、販促に関する技術や知識がめっぽう乏しい現状です。

少しずつ向上させていきます。

営業活動に制作と同等ぐらいのエネルギーをつぎ込まないといけないと感じます。

 

それでは、また。

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大河の中にありて

連休も終わりましたね、こんばんは。堂谷木工製作所です。

連休中は、制作の丁度合間ということもあり、

久々にデパートに展示会を見に行って、刺激を受けました。

 

今日の記事は『自分の今の想い』です。

 

木工。

求められているモノと、自分の作りたいモノとの差がありますね、非常に。

作り手としては、「提案」していく姿勢をモノに込めたいという、

エゴなんでしょうか、意地?

しかし、世の中では全く違うんですよ、感覚が。

そもそも、が違う。

 

大量生産大量消費だけが諸悪の根源のように語られますが、

作り手も受け手も、評論家も学者も、

時代のダイナミズムに流されたのかもしれません。

それは今となっては「昔話」。ここからなんでしょうけども、

だからと言って今日のハンドメイド自体が質を高めていくとは限らない、

「流れ」に「抗う者」が、時に大河の流れをも、捻じ曲げるかもしれない。

 

しかし、自分自身がその重責を担えるなんてことは全く無理で、

明日明後日の自らの生活を自分の木工にゆだねている、か細いその手腕に。

それでも大河に抗っていくだけの勇気と体力や資本…。無いだろうなぁ。

 

でもね、折角木工させてもらっているので、

まんまと時代の流れに流されないように、あがいてみようと思いました。

そんな秋の夜です。

 

少し家具系の製作品を増やしていこうかと思いますが、

とりあえず今月来月は、小物のアイデアを形にしていきます。

 

それでは、また。

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