レトロ家具シリーズのリリースを少し休みます

こんばんは、堂谷木工です。

『針葉樹で作る着色レトロ家具シリーズ』を育てていこうと意気込んでおりましたが、息が続きそうにないので(溺れかけ、アップアップです)、9月からはしばらく、正統派の広葉樹を使った純然たる一般的な家具を作ることにしました。小物も作らなければならないのですが、小物制作がなんとなく苦手です。

一通り、ダイニングテーブルからローボードなどを作ろうと思っています。在庫を抱えるのは非常に苦しいですし、材料費も広葉樹を使うとなると歩留まりも悪く、コストがかさみますが、価格を抑えてお得感のあるキレイ目系シャープな雰囲気の家具(昔はそれをやりたかったはずですが、どっかにすっ飛んでしまってました)を、丁寧に作ろうと思います。撮影時の備品(備品にしちゃあダメですけど)にもなりますし。

レトロ家具シリーズも、まだ入り口に入ったばかりで、数日前までこのまま続行するつもりでしたが、やはり一般家庭における、レトロ家具(しかも新品のレトロ家具、言葉が意味不明になっていますが。)を導入するのは、やはり土壌がまだ出来ていないと思うのです。簡単に言えばマニアックすぎるという感じです。本来は、どういう風に導入したら良いかというような提案を、リリース時にアピールできればお客さんにも何かしら伝わると思うのですが、現状ではマニアックな木製品を単発で発表しているだけのキワモノの存在で、ハンクラサイトでは全く相手にしてもらえません。このままでは首が締まる一方ですので、間口を絞るのではなく、多方面を少しづつ育てていくようにします。ただ、ネットでの販売先は少し整理しようと思っています。今は3社ハンクラサイトで同一商品を横並びに販売していますが、3社特色を使い分けようかと思っています。開業以前の制作品も含め、現在までの製作品の方向性が、かなりバラバラで、焦点が定まっていない感じで、訴訟力が散在してしまっていると感じました。

いっそのこと、一点一点のクオリティをもっと高めて、木工作家として発信するほうが可能性はありそうなものですが、当方はあくまで木工所としてのスタンスを維持していきたいと考えています。

それでは、また。

制作品ページに小抽斗を追加しました

こんにちは、堂谷木工です。

本日は制作品のページに、新たに以下のアイテムを追加しました。8月の新作です。以下リンク先です。

杉のA4サイズ小抽斗

以下の販売先様サイトで詳細をご確認いただけます。

iichi 当方のshop

Creema 当方のshop

minne 当方のshop

宣伝ばかりですみません。宜しければご覧くださいませ。

小抽斗完成

こんばんは、堂谷木工です。

今日小抽斗6台完成しました。明日正式に撮影します。

ちょっとpopすぎるというか、少しだけpopにしようとしたところ、ガチpopになってしまいました。さじ加減がまだ出来ません。しかし、面白い製作品になったと思います。まだヘタクソなところや、材料の見極めが出来ていなくて、反ったり膨らんだりしているものもありますが、問題ないレベルではあります。側板は杉の12ミリ厚で、吊り桟式引き出しにしていますが、吊り桟式だと、周囲ぐるりと裏板だけのシンプルな構造となり、組み立てや加工が楽ですが、強度的に、杉で吊り桟式の限界だろうなと感じました。抽斗の間に仕切り板を入れたほうが、全体の剛性も増しますし、手間はかかりますが、側板をもう少し薄くできるでしょうし、見た目的にも安定感があるような気がします。吊り桟式の、前板が連続して並ぶ姿は軽快で気に入っているのもありますが、抽斗のサイズを目一杯大きく取れる利点もあります。間に仕切り板が入ってしまうと、板の厚み分だけ引き出しの高さは低くなってしまいます。当方が制作した小抽斗は全て吊り桟式です。

今回も弁柄と松煙を用いました。今回は杉の美しさを知ってもらいたくて、蜜蝋ワックスで仕上げたクリア色仕様も作りました。美しい木目を着色で潰すのか?いいえ。着色によって木目が透けて見え、品のある雰囲気になります。

桧より杉の方が面白いですね。今度は松をつかってみようかと思います。抽斗に松を使う…、タブー的な感じですが、どんどんタブーを犯そうと思っております。ヤニ問題をどのようにクリアするか、楽しそうです。松の木目は杉以上にカッコイイです。しかも、目の粗い松を外側に使ったら面白そうです。(と、もうすでに次の小抽斗のことを考えて…)

それではまた。

小抽斗先行2台ほぼ完成

こんばんは、堂谷木工です。

小抽斗、とりあえず2台、塗装を終えました。この2台は蜜蝋ワックス仕上げです。ツマミは仮止めです。杉の魅力が出せたと思います。きちんとした画像は、近日アップします。残り4台は、着色仕上げにしますが、前板のみ塗装したバージョンなど、少し遊んでみようかと思います。ツマミも丸ではなく、六角形なんです、形は無骨なんですが、そこがまた良いと自画自賛です。

やっぱり、小抽斗を作ると、すごく面倒でしんどいのですが、総じて楽しいんです。出来上がるとすごく嬉しいですし。それと、面白いものがもっと作れそうな気がします。自信とかは無いのですが、自分が手を動かしてこうして形になるということが、木工を始めて8年目に入りましたが、未だにまだ不思議なんです。

『良いものとは、何だろう?』というのは、未だによくわかりません。自分にとっての良いものなのか、この世界の誰かにとって良いものなのか。そのモノ自体の価値というもの、それも上手く言えません。でも、自分で『作って良かったなぁ、こんな形が自分の中から生み出されたんだなぁ。木は美しいなぁ、木の力に頼りっぱなしだなぁ』なんて思ったりします。それは単純に、小さいながらも苦労の成果であり、きちんとした人の行いであります。それが良いものにつながるのかもしれません。

一向に売れなくても、自分の中で面白いモノは作れるようになってきていると感じていますし、反応も少しずつ返ってきている気もします。来年の目標はまだ言うのも早すぎですが、来年は営業しようかと思っています。それは、自分で納得し、人に薦めたいと思えるモノが作れるようになってきたと感じ始めたからで、売れる売れないの以前に、『人に提案できる』モノを、自分で胸張って言える!…ような気がしてきたのです。きちんとした形で、きちんとした場所で提案することはやはり必要なのではないか、と思い始めました。他人任せではないですが、自分が生み出したモノを直接手渡すことも素敵な事ですが、誰かが間に入ってもらうことで、客観的にそのモノを提案してくれる人なり場面に手渡すことで、より遠くに飛ばすことが出来ると思うのです、今更ながら、発射台の重要性を感じている次第です。

ん~胃が痛い。ここ最近結構頑張りましたので。明日は残り4台をこの世に送り出すようにします。誰かに届くまで、止められないです。木工屋は。

それでは、また。

 

制作風景など

こんばんは、堂谷木工です。

今日は制作風景を中心に。現在は、小抽斗を制作中です。上の画像はその小抽斗の台輪の組み立て風景で、留切り仕口の中に画像左に映っている小さな核(サネ)を入れています。おかげでかなり丈夫になりました。

台輪完成。数台分重ねている画像です。材料は杉の柾ですが、その材料の出所は、工房の2階の間仕切りを撤去した際の古材。カラッカラに乾燥しているのはもちろんですが、時間経過によって身が締まって硬度が増しているような気がします。カラカラと澄んだ音がします。昭和40年代の古材でしょう。半世紀ぐらい経って、まさか小抽斗の部材になるとは思いもしなかったはずです。(材料がそう言っています。)粗暴な施工の間仕切り材としてその使命を終えるはずでしたが、柾目が綺麗で削ったら見違えりました。

引き出しの前板です。タグ(名札)を入れるポケットを掘ってみました。薄板を練り合わせて、ポケットを表現しています。一か所だけ、スリットをいれてあり、そこからタグを出し入れできます。ただの小抽斗では面白くないので、どこか一か所だけでも面倒くさいことを盛り込むようにしています。

ということで、今日は部材仕上げから、24個組立完了。7時間で底板の幅決め、長さ決めから引き出し部材仕上げ、組み立てまでできたのは良かったです。

7月中に完成させたいのです。8月は頼まれ仕事に取り掛かかります。月に2作品以上、発表する目標を掲げています。作ること、これが当工房の根源です。売るために作るよりも、作り続けるために売れてほしい、それが切なる願いなんですけど。

それでは、また。

ネットショップ立ち上げを中止することにしました

おはようございます、堂谷木工です。

表題の通り、途中まで行っていたネットショップの立ち上げは中止し、今できる事に注力します。

結論としましては、結局のところ、どこでお買い上げいただくかということよりもまず先に、自分の作る製作品を、もっと魅力のあるものにしていくことに尽力すべきだということ、今の状態で、堂谷木工がどこでどう展開したかというようなことは、検討する時期ではないという考えに至りました。

結論としましては、今展開させていただいているハンドメイドサイトでの販売を軸にすることを継続し、ネットショップの出店は現段階では白紙に戻します。その上で、現状での堂谷木工製作所の展開に関する、どのような面を改善していくかを考えますと、大きく3つの事柄において、取り組み直すことになりました。

一つ目としましては、まずは言うまでも無く、コンテンツ(製作品)を充実させる事です。もっと考え、もっと実践してブラッシュアップしていく。妥協はしていないと、自分自身で納得させていたような部分があったと思います。突き詰めれば。加工方法や材料選びにおいて、まだ妥協しているところがあります。限られたそれらの材料、資金、時間の中で、手元にあるそれらをどれだけ煮詰めてよいものを作れるか。当たり前の事ですが、それにもっと真剣にならないと、パパっと思い付きで作ったような製作品では、誰にも届かないですから、苦しい事ですが、当然の道を進まなくてはいけないんだと、今更気づいた次第です。

二つ目ですが、価格面においても、制作にかかった経費をそのまま乗っけても、当然お客さんには受け入れがたいものであるということです。当方が制作品を作り、ネット上に出品する。それを見てくださった方が、その製作品の出来栄え、そして、それをどのように提案するか、魅せ方も含めて、堂谷木工の木製品の価値基準というものが、そのモニタなりスマホなりを通して測定できうるものでなければ(単純に、お客さんがそれを見て、自分の購入に置き換えて考えるというリアリティをどこまで持っていただけるか)の提案能力の向上が急務であると思います。今後はそこに資源を投じていく時期に来ていると思いました。価格面で再再度見直しも行います。客観的に見て、その価格で納得頂けてお買い上げいただけるだけのモノになっているのかどうか。そこにかかったコストが乗っかるだけの単純な計算式だけで価格を決定するだけではダメだということで、突き詰めれば結局は、良いものを生み出していくしかない、という結論に行きつくとしても、完成した制作品が本当に妥当な価格か?ということを、客観的に検討することが不十分でした。一つの製作品の価値を高めるために手間をかけるのですが、それと並行して価格が上昇するだけでは、当方の努力が足らないだけということです。早急に見直そうと思います。

そして3つ目は、活動量をを増やしながら、自分でお客さんを引っ張ってくること。当方が思い違いしていたのは、クラフトサイト故の販売限界なのではなくて、自分自身の取り組みが不十分故に、お客さんが集まってこないということでした。お客さんの『買い場』は、いうなればネット上であれば、どこであろうとさほど問題ではないということです。これは、現状の当木工所における話で、当方の現状においてはまだ、『どこで展開するのかを問う以前の問題』だということ。お客さんは当方自身がファンの方を増やして、ハンドメイドサイトへご案内すればいい。お買い上げいただく場所(決済する場)は、当方が出店しているどのプラットフォームにおいて、お客さんに提供できるサービス面でさほど差も無く、また、どこで展開したからといって、当方に大きな利益も不利益も生じないのであれば、既存の販売先の中で、自分がファンの方を少しでも多く増やしていく取り組みをする事こそ優先的に取り組むべきだと、という考えに至りました。その為にも、自身で販売を行うイベント等への積極的な取り組みは、やはり実行していかなければいけないと思いました。そこでの実績云々を問うのではなく、そういった活動をすること自体が、当工房の前向きな取り組みの姿勢であり、得体の知れない名前だけの事業所が制作して販売しているのではなく、生身の堂谷木工自身が活動している実態を報告できるようなことがないと、なかなかネットだけで通りすがりにお買い上げいただくことは、やはり難しいという考えです。安心してお買い上げいただくという面でも、リアル販売活動は避けて通れないと思った次第です。

 

以上、長々と書き連ねましたが、このような考えから、当面は現状の販売形態を維持し、直営ネットショップ出店は中止することに致しました。この決定に至るに、様々なアドバイス頂いた方へ、この場で失礼ながらお礼申し上げます。

今後とも堂谷木工製作所を、よろしくお願いいたします。

今日も一日お疲れ様でした

綺麗な夕焼けでした今日は。

こんばんは、堂谷木工です。暑すぎる7月、初夏という言葉をすっ飛ばして、夏本番が来ています。昨日今日は湿度が結構低くて、暑くても比較的過ごしやすいです。

A4サイズの多段引き出しを6台制作中です。6台分ともなれば、結構なボリューム感の部材たち。ここから形になっていくんです。二坪(板材の入数単位。長さ1.8mで幅180ミリの板材ならば、10枚入っている。ずらっと並べれば、1.8×1.8メートルの一坪になる)で6,000円の破格値です。製材兼材木店でお気に入りの、かなりローカルで昭和な事業所を発見したので、そこに買いに行きました。身が締まっていて、白太でも硬く(冬目がしっかりしていて目が細かい)ものでした。主に京都から大阪北部産出だとか。芯持ち、入り皮やデカイ節の入ったものが一坪の中に1枚は絶対入っているという、お決まりのような感じですが、モノは良いです。店主の材木好きは見て取れたので、そこが一番いいですね。

『お、注文でも入ったのですね?』

いいえ。全く。7月中にアップしたいのですが、8月にずれ込むかもしれません。材料は杉です。高さが300ミリほどの汎用の小抽斗で、工房内は杉の良い香りが充満しています。桧より杉の方が美しいと僕は思います。桧は優等生すぎるんです、もちろん、木目がいじれた桧もあるんでしょうけど、一般的なものは優美なイメージです。杉は個々のクセが強く、源平(赤白)のコントラストも面白いですが、木目が最高に面白いと思います。着色塗装にも映えます。

最近は針葉樹ばっかり使っています。硬い広葉樹を使って、キッチリ緻密でエッジの利いた木製品を作るのが苦手になってきました。と言っても針葉樹だろうが広葉樹だろうが、キッチリした仕事は当然目指すところです。

国産広葉樹を欲しい時に安定的に仕入れることがなかなか難しいんです。岐阜の高山や、北海道にはまだ流通はあるのですが、出荷量や品質は、20年前より明らかに落ちていると思います。かと言って、輸入広葉樹を使いたいと思いません。輸入木材は、安定した品質と豊富な商品群で、確かに輸入材を使いたいと思うのも事実ですが、何か自分でその一線を越えたくないと思っています。最近は針葉樹を使うのが楽しくて針葉樹ばっかりですが、(入手しやすく価格も安い、面白いという3点セット的な魅力がある)、自分の作っていきたい、『大衆に普及した、昭和の職人の手作りによる量産家具』へのオマージュ的な、そういう表現には、一般的な品質の針葉樹が似合います。

ん~頭があまり働いてないなこりゃ。

明日も早いのでもう寝ます。

それでは、また。

 

 

 

ネットショップを立ち上げます

こんばんは、初夏の夜の堂谷木工です。

デカデカと表題で書いていますが、内容は大したことではありません。とあるネットショップ運営サービスを利用した、堂谷木工製作所直営のネットショップを立ち上げ中です。8月中には正式にオープンしたいです。詳細はまた後日書こうと思います。

昨年秋から、大手3社ハンドメイトサイトで販売を行って参りました。当初はビギナーズラックで、お買い上げいただく機会に恵まれ、『この調子で制作を拡大していけばなんとかなりそうだ』と思っておりました。

しかし、それからしばらく制作して販売しても、工房運営上では一向に苦しい状況でした(今もですが)。今年春過ぎには、抜本的な価格の見直しと生産と販売に向けた計画や取り組みの見直しに迫られ、開業2年目を目途に、お試し期間を卒業して、工房としてきちんと継続していくことのできる仕組みを構築し直そうと、いろいろ着手し始めました。

制作品の方向性を限定していくのはちょっと危ういので、色々試していきたいとは思いますが、主に自分の発信していきたい方向性の木製品を、当方の直販ネットショップで販売していくことにします。それに至った経緯として、既存のハンドメイドサイトでの当方の販売の限界(当方が今後発信していきたい方向性の木製品と、ハンドメイドサイトで取り上げられる木製品との方向性の違い)を感じ始めました。当方がハンドメイドサイト内で好まれる方向性の木製品を倣って制作、販売していくことはやりたくないですし、それは当方には無意味な事です。そんなこともあり、自身で販売していくという選択をしました。

もちろん、集客面で全くゼロからまた始めることになりますので、後ろ盾がなく知名度も無い自分の木製品を、自身のネットショップで販売していくことの可能性の低さは当然感じています。しかし、遅かれ早かれ自分の『色』で勝負していかなければならないのです。

…とは決めたものの、ハンドメイドサイトでの製作品の販売は、当分は継続していこうと思います。新作の発表から徐々に、直営サイトでの販売に切り替えていこうと思います。しかしながら、まだ直営サイトの方はしばらく開業準備に時間が必要です。(直営サイトとハンドメイドサイトの両方に同じ製作品を掲載することは致しません。)

まだ結論を書くのは早すぎですが、ハンドメイドサイトで販売してみて、それぞれ3社3様の特徴があり、「好きなモノを作って売りたい」という純粋な挑戦をするには、真面目に取り組めば、お客様がきちんと見てくださることは確かだとわかりました。恐らくハンドメイドサイトに依存した形で、当方の仕事を大きくしていくことは、不可能ではないと思いますし、その方がリスクは少ないかもしれません。ではなぜに自身でネットショップを立ち上げるのか?ということですが…。

実は今、ハンドメイドサイトで販売していて一番悩んでいるのは、ハンドメイドサイト内において、如何にして当方のお客様を獲得するかという点です。例えばハンドメイドサイト内での特集記事などで、当方の制作品が取り上げられれば、多くのお客様が注目してくださるのですが、掲載してもらわない場合は、新作を出してもほとんど反応が得られないのです(当たり前ですが)。掲載されやすそうな製作品を製作してまで、特集で取り上げてもらうようなものづくりは、当方にはできません。

そこで最近は、インスタグラムやツイッター、当方のウェブサイトなど、外部からお客様をハンドメイドサイトへ案内する方法を試してみました。インスタグラムの投稿から、直接ハンドメイドサイトの当方の製作品ページへ案内する方法もありますが(これはまだ試していません)、とりあえず、インスタグラムのウェブサイトリンクには当方のウェブサイト、制作品の投稿内容に『○○のハンドメイドサイトで販売しています』の文章を添付しました。まだ試し始めて1か月も経っていませんが、確実にインスタグラムからハンドメイドサイトへ来てくださった方は確認できます。このまま1年2年と続けていけば、外部からお客様をハンドメイドサイトに導入してお客様を増やすことはできるかもしれません。

ただ、ハンドメイドサイト内での当方の製作品ページへご案内してご購入にまで至るには、(ただでさえ最近はクセの強い製作品が増え、価格帯もハンドメイドサイト内では高額に属する当方の制作品を)もう一段階上って、『堂谷木工』という看板を掲げた軒下で当方の製作品の方向性を感じてもらって、その上で納得してご購入いただけるよな『ブランドイメージ』(当方が偉そうに言えるような代物ではありませんが)を作っていかないと、お客様は増えないのではないかな?当方の素性や、製作品の制作過程や経緯が多面的に伝わらないと、不思議な事に、どんなに安くしても売れないのです。(ただ単に、製作品の魅力がないという点で売れないというのも承知の上です。)

安くすれば良い(売れる)のではなく、納得してもらえたからその対価を得ることが出来るのだと、よくマーケティングの記事で目にしますが、やっぱりホントのようですね。

いずれは次のステージへ行かねばなりません。今のうちにゼロからやってみる方が良いな、と感じたのです。新たな製作品の方向性と同時に、新たな発信の方法を同時に試す、リスクは2倍ですが、同時に結果が見えるので時間短縮にはなります。

販売手数料をとられるのが嫌で直販にする~みたいな、チンケな理由は全く無いのですが、(むしろ直販サイトの方が何かとお金もかかりますし、リスクもあります)『ハンドメイドサイト』というモールに来て下さるお客様にアプローチするのではなく、単独勝負で自分の木製品(ブランド)を出していかなくてはいけなんだと気づいたのです。(当初は大手モール型ECサイトも検討しました。しかし、楽天市場に出店するほどの力はありませんし、Yahooショッピングも検討しましたが、止めました。)

挑戦しようと思う時は、余裕のある時ではなく、むしろ逆で、四面楚歌状態であるのが堂谷木工の常です。失うものは何もない今だからこそ、挑戦して怪我して学ぶ時期であると思っています。

それでは、また。

ボヤキ

もう、蝉が鳴いてます。梅雨の最後に降った憎らしいほどの豪雨が嘘のように、夏本番がやってきました。自然を憎んでもしょうがないですが、そのような地球環境にしてしまったのは、間違いなく人間でしょう。過去の誰をも憎むべきではないとしても、つくづく、未来を見通せない人間の愚かさに(自分の事に置き換えれば、尚更)無力感というか、ウンザリします。結局、今この一瞬に何をすべきか、そこに真面目に向き合い続ける執念とパワーを身に付けなければならないと、肝に銘じて日々生きなければなりません。

こんばんは、堂谷木工です。

先日アップしたレトロな本棚は、評価が厳しいようですね…。反応が無いです。当方としては雰囲気がシブくて結構お気に入りだったりするんですが、肝心の反応の方がシブいようではどうにもこうにも…。世の中で求められているものと、当方が『好きな』ものの方向は、どうやら違うようです。その辺をどのようにコントロールするか。独りよがりはただのエゴや趣味になってしまいますから。と言っても、正直へこみます。

今はめげずに小さな収納家具を考案中で、今週末ぐらいから着手するつもりです。今月中にはアップしたいです。やり続ける事を止めてはいけません。

本日夕方、関西ローカルニュースで、奈良県の曽爾村の、漆生産の再興の取り組みについて報道していました。何でも平城京時代には、都の漆器の生産拠点とされていた地域のようです。現在国産漆の生産量は、国内消費の2%未満ほどだそうで、ほとんどが中国製の漆だそうです。国産漆のほとんどが恐らく、岩手県産だったように記憶しています。

当方は、未だ漆を用いた制作品は作っていませんが、ゆくゆくは挑戦していきたいと思います。漆の質感は何物にも代えがたいものだと思います。歴史が証明する漆の良さですが、当方はまだその本当の良さを知りません。自分で漆器は使っていますが、残念ながらその漆器(欅のお椀)は、木地に虫食いがある(虫食い部分は白太)でしたし、塗りもヒビだらけ、扱いが悪いからだ、と言われるかもしれませんが、本来きちんと木地を仕上げて漆を丁寧に何度も重ねれば、とても強靭な塗膜になるそうです。大量生産、安価な仕事が漆器そのものの価値を下げるような事態になっている一面もあると思います。

知っていてコスト削減や手間を惜しんで手抜きすることは、結局自らの首を絞めます。下手なりにでも『きちっとした仕事をする』というのは、見ればわかるものだと思います。当方の工房を例に挙げると、例えば総制作時間が3時間変わると、価格も数千円変わってきます。当方は、制作費を設定する際の土台となる作業時間のマネジメントをシビアに行っており、5分単位で計算しています。(結局、端数は切り捨てしますが…。)当工房で3時間の時短ができたとすれば、それは作業工程を一つ抜くような作業内容にしないと厳しいです。

『時間を減らすには、この成形を省略するか…、2つの部材を1つで済ますか…』というような、価格を下げて制作品をどんどん簡略化すれば価格も下げられます。でもそれは、誰だってやることができます。安価でパパっと作ったものが世の中に溢れて、それで良いのでしょうか?『安かろう悪かろう(それなり)』という言葉は、当方が思うに、木工では使ってはならない言葉のように思います。安いのも高いのも、作り手の勝手ですが、それを受け取る人に対して『安いのだから、それなりの出来だよ、我慢してね』というのは、全く身勝手な言い訳です。まぁ、そういう個人の作り手(趣味レベルからプロを名乗る人たちの間にも)いらっしゃいますが、少なくともハンドメイト出品サイトでそのような文言を平気で書いている作り手さんを見るとため息が出ます。『個人作品に付きノークレーム、ノーリターンで』など、それを売って利益を得る以上、それが数百円であっても、責任を持つことは当然であると思うのですが…。

ちょっとボヤキが入ってしまいました。

それでは、また。

制作品ページを更新しました

ここ数日の大雨に伴う災害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

こんばんは、堂谷木工です。

当方、生まれて38年経ちますが、子供の頃はこのような異常な気象現象は滅多になかったと思います。今では毎年、当然の如く世界各地、全国どこででも異常な気象現象が頻発していることは、やはり危機的状況であると思います。

木工屋がどうこうできる問題ではありませんが、少なくとも環境負荷を減らすには、人間の生活そのものを見直すことが必要であると思います。ミクロな視点でしか見れませんが、現代人の生活の中での価値観など、否定はしませんが、違う側面からアプローチしてみるような提案を、弱小木工屋が提案していくことも、その方向性としては間違ってはいないと信じてやるのみです。

…ということで、新作ができましたので製作品ページを更新しました。以下のリンクからご覧いただけます。

本棚・飾り棚

とにかくこの大雨が止むことを願います。

それでは、また。