ツマミを真鍮に
おはようございます、堂谷木工製作所です。
当方の引き出しには今までは自分で作った木製ツマミを取り付けていましたが、近日再販するペン立ての引き出しに使用するツマミを、真鍮加工業者さんに依頼して特注で作ってもらうことを考えています。
開業直後に製作した小さな5段の引き出しがあったのですが、それはツマミを錫を型に流し込んで鋳造したものを取り付けたりしていました。結構楽しい作業でした。錫は錆びないため、ツマミにしても経年で変色するといったことが起こりにくいです。真鍮はピカピカに磨いても経年で褐色から黒っぽくなってしまいます。
金属素材を取り付ける際は、やはり金属素材にも何らかの素地仕上げや意匠的加工を施すべきだなと当方は考えています。最近よく木工作家さんが椅子やスツールの部材の一部を真鍮やステンレスの丸パイプや丸棒を取り入れているのを見かけますが、素材のまま使用してあると手の込んだ木部とのバランスが釣り合わないような気がします。
おっとこんな時間で。。ではまた。