レトロ家具シリーズのリリースを少し休みます
こんばんは、堂谷木工です。
『針葉樹で作る着色レトロ家具シリーズ』を育てていこうと意気込んでおりましたが、息が続きそうにないので(溺れかけ、アップアップです)、9月からはしばらく、正統派の広葉樹を使った純然たる一般的な家具を作ることにしました。小物も作らなければならないのですが、小物制作がなんとなく苦手です。
一通り、ダイニングテーブルからローボードなどを作ろうと思っています。在庫を抱えるのは非常に苦しいですし、材料費も広葉樹を使うとなると歩留まりも悪く、コストがかさみますが、価格を抑えてお得感のあるキレイ目系シャープな雰囲気の家具(昔はそれをやりたかったはずですが、どっかにすっ飛んでしまってました)を、丁寧に作ろうと思います。撮影時の備品(備品にしちゃあダメですけど)にもなりますし。
レトロ家具シリーズも、まだ入り口に入ったばかりで、数日前までこのまま続行するつもりでしたが、やはり一般家庭における、レトロ家具(しかも新品のレトロ家具、言葉が意味不明になっていますが。)を導入するのは、やはり土壌がまだ出来ていないと思うのです。簡単に言えばマニアックすぎるという感じです。本来は、どういう風に導入したら良いかというような提案を、リリース時にアピールできればお客さんにも何かしら伝わると思うのですが、現状ではマニアックな木製品を単発で発表しているだけのキワモノの存在で、ハンクラサイトでは全く相手にしてもらえません。このままでは首が締まる一方ですので、間口を絞るのではなく、多方面を少しづつ育てていくようにします。ただ、ネットでの販売先は少し整理しようと思っています。今は3社ハンクラサイトで同一商品を横並びに販売していますが、3社特色を使い分けようかと思っています。開業以前の制作品も含め、現在までの製作品の方向性が、かなりバラバラで、焦点が定まっていない感じで、訴訟力が散在してしまっていると感じました。
いっそのこと、一点一点のクオリティをもっと高めて、木工作家として発信するほうが可能性はありそうなものですが、当方はあくまで木工所としてのスタンスを維持していきたいと考えています。
それでは、また。